看護師さんがいらっしゃってご挨拶しました。
ストーマのケアはとーーーーっても繊細で、数百あるキットの中から、
その人の生活様式や体質に合ったものを選ぶ専門の看護師さんがいらっしゃるのです。
次男くんが選んでもらったのはMPIのサージドレーンジッパーというのものでした。ストーマは家でもケアする装具ですから、小児の場合、保護者が取り扱いを看護師さんに習い、手技を習得します。次男くんは内容物を戻す、注腸という医療行為があったので、感染を避けるため親は中身には触られませんでした。面板といってストーマパウチを貼り付けるための土台になる板をストーマの形に合わせて切ったり、ストーマの交換などは親がするようになりました。
前述の通りストーマは腸をぶったぎったものが外に出ている、という状態です。
初めてケアするときはドキドキしました....
梅干しのように真っ赤でプリプリな腸に面板をかざして、大体の形をうつしとり、
滅菌したハサミで切り取ります。大きく切りすぎたら内容物が漏れてきますし、
小さすぎれば縫い合わせた皮膚と腸の境目に当たって傷を作ってしまいます。
考えただけで痛い!
手先は器用な方で看護師さんには(やる気を引き出すため?)褒めてもらいましたが、
細心の注意を払って行ったので、疲れました。
しかし、疲れたと同時にとても暖かい気持ちにもなりました。
今までは母乳を絞ることしかできなかったけれど、
装具のケアという、赤ちゃんのお世話で、私にもできることが
もう一つ増えたことがとても嬉しかった。
ずっと術後安静の状態だったので、まだおむつすら一人で
かえることが許されていなかったのです。
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