長い悪阻の期間に耐えて、まだ気持ち悪さを引きずりながら、20wまでに受けなくてはならない中期胎児スクリーニングを受けました。2017年12月12日のことです。
その時かかっていたクリニックは兄弟がいても一緒に泊まってお産のできる、バースプランの豊富な産院で、診察の結果TOLACが可能だった私は長男に次男の誕生を経験してもらいたいと思っていました。待合室には大きなプレイルームがあって、長男は診察についてくるのが楽しみでした。この日は悪阻が抜けきらず、夫には会社を休んでもらって付き添ってもらっていました。
妊娠も20wを超え、6ヶ月目に突入すると胎児の臓器のほぼ全てが形成を終え、成熟の時期に向かっていきます。中期スクリーニングでは、骨格、脳、心肺、消化器...と順番にその形成具合をチェックしていくので、いつものエコーよりもずっと時間がかかります。大概の医師は長い検査で妊婦が不安になったり、退屈しないように、雑談を交えながら検査をしていきます。
経産婦であれば、上の子の時で何度も検診しているので、エコー画像の見方にも慣れています。この時、医師は明るく、饒舌すぎました。そして語調とは反比例して、手元は何度も何度も同じところを見るのです。
「今日は夫に来てもらっていてよかった」と思いました。
「はい、お疲れ様でした、スクリーニングの結果は後ほど診察室で医院長からお伝えしま
す。」
→その2へ続く
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- Ann
- 三児の母、ポッター症候群の赤ちゃんを出産しました。いつか誰かが研究してくださるよう、記録を残します。I'm mom of 3 children. I've given birth a baby with potter sequence. I strongly hope someone and someday to study this disease for all pregnant and baby!
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