自発呼吸、排尿、排便があったため、腸閉塞の手術は検査をしてから行うことになりました。
次男、出生0日目は検査日に。
私はMFICUで術後安静をとっていました。
6時間観察して、排尿、排便がなかった場合は詳細な検査を行うより先に、生命維持のための緊急手術になる予定でしたが、第一関門の自発呼吸に続き、彼はこの第二関門も突破しました。35wという正期産に満たない早産でしたが、2500g以上で産まれてくれたことも幸いでした。大きな手術を行うのに安全性を高められるか否かの線引きが2500gと言われているからです。保育器も2500g以上あると側面のないタイプの開放型を使うことができるので、緊急時のケアが行いやすいです。
母親の体は胎盤が剥がれ落ちたことで、劇的なホルモン変化が起こり、母乳が作られ始めます。出産してすぐは免疫の塊のような汁が少々出て、個人差はありますが、大体生後2~3日で必要量の母乳が出ることが多いです。赤ちゃんは3日分のお弁当を持って生まれてくる、と言われていて、母乳が出るようになる2~3日はほとんど飲み食いしなくても大丈夫なんだそうです。(すごいね!)
私は母乳がよく出る体質です。長男の時は自分がどんな体質なのかも知らなかったので、助産師さんの勧めるがままに母乳の出をよくするケアを受けてしまい、初日からジャージャーでてしまい、赤ちゃんが大きくなってたくさん飲めるようになるまで、需要と供給のバランスが取れず、出過ぎる母乳が鬱滞して乳腺炎を繰り返してしまいました。
今まさにリアルタイムで第三子を母乳育児していますが、余剰母乳は母乳バンクに寄付しています。
さて、2回目なので、おっぱいはまたたくさん出ることを予測して、なんの刺激もしないNo care!で過ごしていました。第二子で出産後自分の身体がどんな風に変化するか既に知っていたことは、次男のお世話をするにあたりありがたいことでした。休み時と頑張り時をコントロールできました。
初乳は免疫がたくさん含まれていて大切なものなので、次男は腸の検査が終わっていませんでしたが、もし飲めそうならあげよう、ということになりました。私は手術当日でまだ起き上がれなかったので、搾乳したものをNICUに持っていってもらいました。特濃の黄色い初乳をわずか数ccずつのシリンジに分けて。
出生0日目の夕方、次男の検査が全て終わり、出生1日目には私の病室の引越し、次男の手術に関する説明、同意書などの書類作成、2日目に次男の手術をする予定になりそうだ、と聞かされました。
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