名前を決める、名付けは言霊

話は前後しますが、手術前日、出生１日目サインをしまくっていた日のことです。

私たちは出生前に次男の名前の候補をいくつか決めていました。
手術までに名前を決めるつもりでした。
名前は言霊です。


手術をするときに名前が決まっていて、お医者さんや看護師さんにannベビーと呼ばれるより、一人の人として名前で呼んでもらった方がいいような気がして...。


名付けは親から子供への最初の贈り物とよく言われます。
未来、愛情、希望...輝かしいものがいっぱいつまったプレゼントです。


名前には「弐」という漢字を入れました。
一度決めたことは変えない、という意味だそうです。
妊娠中何度も何度も生きられないかも、腎臓がないかも、〜かも、〜かも、と
存在が危うくなった次男です。
この世に生まれたからには生きることを二度と変えない、
そんな願いがこもっています。


手術までに私たちがしてあげられる数少ないこととして、
一人の人として、最初の試練を乗り越える力を持ってもらいたかったのです。





一度決めたら曲げない頑固ものになりそうですね。