コロナの緊急事態宣言も解除となり、かと言ってコロナ以前の生活に戻るわけでもなく、皆コロナウィルスがいる中での新たな生活を模索している時期ですね。
学校や会社の方針もあるので、一人で生活パターンを決められるわけでもなく。
なんとなく、もやっとお疲れです...。
その1はこちら→
では続きです。
タクシーでSセンターに駆けつけ、NICUに直行しました。
次男は術前検査中でした。用意が出来次第、緊急手術となるので、
同意書のサインのための説明をしますと言われました。
繋いだ腸のうち、一番口側の最初の閉塞箇所が破裂した、とのことでした。
この破れた箇所の再手術と、母乳を飲み始めているので、内容物が腹腔内に漏れている状態ですから、腹腔内の洗浄、そして、人工肛門の作成術を行うとのことでした。
緊急手術ですから、私たちには何も選択できる余地はなく、ただ、よろしくお願いします、とサインをするほかありませんでした。前回手術を担当してくださった同じ先生でしたので、信頼してお任せしました。
次男が手術室に入る前に少しだけ面会できました。腸が破裂しているのですごい痛みだと思いますが、沈静をかけられているので薄く目を開けてぼんやりしています。なんで生まれてすぐにこんなに体を切り刻まないといけないんだ、という思いが涙と共にこみ上げてきましたが、いや、生きるために必要なこと、今は辛くても必要なことなんだ、と、涙を我慢して、笑顔を作りました。
「大丈夫だよ、頑張ろうね。お母さん、待ってるね。」
手を差し出すと指を握ってくれました。
その3はこちら→
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