3/5に今日にでも入院と言われてから10日間。
お腹が張らないように、こまめに休憩をとりながら準備しました。
入院前日に長男がその時大好きだった科学博物館に一緒にデートに行って、トリケラトプスのぬいぐるみを買ってあげました。
寂しくなってもお母さんの代わりにそばにいるからね、と。
緊急一時保育ではしばらくそのぬいぐるみを抱きしめて登園していたそうです。
赤ちゃんのための物品準備はベビーベッドなど大物はレンタル予定だったので、退院日程が分かってから、ということにしましたが、その他の物品は全て買っておきました。正直にいうと、もし、この物品が無駄になったらどうしよう、という恐怖が買い物をしながら、常に背中にありました。でも生きて家に帰ってくるから絶対いる、とも思いました。
Sセンターの入院窓口で受付を済ませ、午前10時に指定された病棟に行きましたが、まだベッドがあかないので、ここでお待ちください、と眺めの良い個室に通されました。私はベッドに横になるよう指示され、とりあえずNSTです。夫も疲れていたのか個室のソファに腰掛けた途端爆睡でした。12時になっても部屋の移動ができず、私には昼食が出ました。カレーうどんでした。個室だったので下のコンビニで何か買ってきて、夫も一緒に食事をとって良いということになりました。予定の部屋が空くまで、ただぼーっと夫と私とお腹の赤ちゃんと窓の外を眺めてお茶をすする。ポッター症候群という診断を受けてから、夫婦で初めて緊張から解き放たれたような瞬間でした。
長男にショックを与えたくなくて、日中は二人ともどこかニコニコとした仮面をつけているようなところがあったのだと思います。15時になっても部屋は空かず、保育園初日だったので、夫には先に帰ってもらいました。16:30頃にやっと部屋の準備ができたと、通されました。そこはナースステーションのどまん前のMFICUでした。 Maternal-Fetal Intensive Care Unit(母体胎児集中治療室)。MFICUは超緊急時にはその場で処置ができるように天井に無影灯、いわゆる手術室についてるライトがありました。光が干渉しないようにだと思いますが、窓も高い位置についていて外を見ることができず、閉塞感がありました。ベッドの周りも緊急時機材が入るように広めにとってあり、ベッドの前もストレッチャーが展開できるように広いスペースがありました。
うわぁ...なんかすごいとこに入院になったなぁ...
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