大学病院だった。
TOLACを行っていないことと、どの駅からも歩いて遠いので、
妊娠後期にバス通院は厳しいな、と思って分娩希望から外した病院だ。
こんな形でこんにちは、するとは。
長男は家で、私の仕事先の子守の天才のような方に見てもらうことにした。
初心で、紹介状があります、と受付で言って診察券を作ってもらう手続きをする。
予約時間よりは大分早く行っているけども、
これだけ電子化が進んでもなぜか大学病院というところはとにかく待ちが多いし、
職員も大勢の人を相手にしているから、なかなか心の籠った対応にお目にかかれることはない。
産婦人科外来は、共有の広い待合室をぐるりと囲むように個室の診察室が
10室ほど並んでいた。
電光掲示板には診察室番号、診察内容、担当医、呼び出し番号などが掲示されている。
どこに呼ばれるんだろう....
何時間も待つ。
ふいに、向こうから重そうな機械をガラガラと押した一団がやってくる。
おじいさんと言って差し障りない年齢のワイシャツネクタイの上に白衣を着た男性を中心に、スクラブの上から白衣を着た中年の女性、白衣を着てないスクラブのみの若い男性2名女性1名。
え、なにごと?
ちょっとした大名行列のよう。
私の赤ちゃんのために高精度エコーを研究室から外来診察室に持ってきたのだ。
「Annさん、10番診察室にどうぞ」
トータルで2時間近く待っただろうか、呼ばれた。
→その2へ続く

にほんブログ村

にほんブログ村

子供・赤ちゃんランキング

腎臓・尿・膀胱ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿