管理入院1週間経過

2020年4月30日木曜日

ポッター児妊娠中の出来事

t f B! P L
MFICUに入院して1週間が経過して、病院での生活にも自分なりのリズムを作れてきました。

私は普段わりとフレンドリーな性格で、どなたとでもすぐに話してみます。
しかしMFICUでは6床全てがぴっちりとカーテンを閉めて、息を殺して生活しているようでした。1床は帝王切開の産婦さんが、術後急変がないか様子を見るためのベッドで1〜2日おきに入っている方が変わりました。


そのほかのベッドでは、私よりも長く入院されている方、おそらくトイレ以外たってもいけない、重篤な切迫早産なのではないかな、という方や、地域の産院と連携していて、クリニックでは対処しきれないような状態になった方が救急でくるベッドもありました。
時々カーテン越しにとてつもない緊張感や、すすり泣きが聞こえることがあって、辛かったです。


1週間経つと病棟の看護師さんたちとも大体顔見知りになり、バイタルのチェックなどできてくださるときのちょっとしたおしゃべりが貴重なほっとする一時でした。


入院中休日には夫長男、母姉が見舞いに来てくれましたが、母姉のきた日は猛烈にお腹が張って陣痛がつきそうな波形になるほどだったので、夫の配慮で以降母姉のお見舞いはやめよう、ということになりま
した。

予定帝王切開まで2週間となり、術前検査一式、採血、レントゲン、心電図、麻酔科医との面談なども済ませました。35w1dの検診では羊水量普通、膀胱も目視でき、大きさ、尿量ともに異常なし、右腎臓確認、左腎臓目視できず、でした。


いよいよ赤ちゃんが生きて生まれられる可能性が現実のものとなってきて、専門家のチームが検討され始めました。生まれてすぐにケアをしてくださるNICUのチーム、腎臓についてケアしてくださる小児腎臓科、腸閉塞が確定となっていたので、小児消化器外科、万一のときの心のケアのことも考えてくださり、精神科、お産自体を担当してもらう胎児心療科と、外科、これらの全ての科の先生とコンタクトして今後のことを話していくことになり、だんだんと忙しくなってきました。


赤ちゃんは生まれたら、すぐNICUの医師により、呼吸含め全体状態の検査、手術に耐えられる条件が揃っていれば、その日中に術前検査を行い、出産翌日に腸閉塞の手術、腎膀胱機能の検査は生まれてすぐの状態が良ければ2〜3日継続で行う、ということになりました。


いよいよ手術まで2週間となりました。




自己紹介

自分の写真
三児の母、ポッター症候群の赤ちゃんを出産しました。いつか誰かが研究してくださるよう、記録を残します。I'm mom of 3 children. I've given birth a baby with potter sequence. I strongly hope someone and someday to study this disease for all pregnant and baby!

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